多文化ネットについて  / About us

多様性の社会 / Diversity

多様な人々が公平な関係性を築きながら、コミュニケーショ ンを図り、 良好な関係構築を行いながら、互いに支え合える 持続可能(じぞくかのう)な社会(しゃかい)を築く(きずく)。

Tabunkanet is an effort to create a sustainable society with diverse people from all around the world. A dream to create multicultural network which is capable of supporting each other through good and bad times. Our mission is to create sustainable, efficiently communicating “tabunka” society.

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趣 意 書

沖縄県内には、約 21,000 人、那覇市には、約 5,600 人の外国人が暮らしています。2020 年コロナ禍の中で、外国人の様々な現状が浮き彫りになってきました。
専門学校に通う外国人留学生は、飲食店でのアルバイトの仕事が激減し収入がなくなってしまった上、母国はロックダウンで送金の受け取りが不可能になり経済的にも精神的にも不安定でした。在留 20 年以上の永住者のひとりからは、「外国人も特別定額給付金の申請ができるのかわからない」と、情報共有を求めるメールが届きました。飲食店を経営する外国人は、テイクアウト販売の広報ツールに戸惑い、登録の仕方を教えて欲しいと訴えました。

コミュニケーションギャップ

コロナ禍の中で地域在住の外国人市民は、心配や不安を抱え、ストレスが増幅されている状況がありました。言語や情報受信の壁がある故に直面していたと考えられます。外国人市民が、地域で気軽に相談できる場所や人的サポートやネットワークが少ないことは、これまでも課題にあがっていました。外国人留学生、永住者、店舗経営者も私達と同じ様に公的な税金を納めていますが、市民として、安心して暮らせる公平な待遇や地域環境になっているのでしょうか。

誰ひとり取り残さない

残念ながら、外国人市民には、日本で暮らすにあたって、制度の壁、言語の壁、そして心の壁があると言われています。そこで、このコロナ禍で浮き彫りになった状況をこれまでと同様に壁を壁として、見過ごすのではなく、新しい連携と可能性を模索し、新しい日常をつくっていきたいと考えました。地域に住む仲間としての相互理解、顔の見える関係性のもと、声をかけあったり、助け合ったりすることで誰ひとり取り残さない、安心して暮らせる社会を目指し活動します。お互いに公平(fair)な関係を築き、楽しく(fun)笑い合って暮らせるコミュニティーの実現のため、「多文化ネットワーク fu ふ!沖縄」を設立致します。

多文化ネットワーク fu ふ!沖縄活動内容

共に地域で生きる仲間として、多様な文化を尊重し合う市民と出会い、楽しい(fun)コミュニケーショ
ンでつながる公平(fair)な多文化コミュニティーの実現を目指します。
(1) 交流事業:楽しく(fun)、公平(fair)なかかわりで交流する
(2) 相談事業:ひとりの困りごとを社会の課題と考える
(3) 調査事業:調査を通してつながり、伝える
(4) ネットワーク構築事業:多様な文化を尊重し合う市民、関係団体と連携する
2020 年 6 月
多文化ネットワーク fu ふ!沖縄
設立代表者

大仲るみ子